猫に保険はいらない?加入した方がいい人、しないでいい人

最近はペットの保険に入ってる人が増えてきたけど、猫に保険って本当に必要なのかなぁ。保険に入っていると具体的に何が良いの?
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
・保険が必要な人、いらない人
・ペット保険の強みとデメリット
・保険の加入率と加入しない理由
・私が加入している猫保険
猫と暮らし始めて9年が経ちます。
何の知識もなく飼い始めましたが今では猫も4匹に増え、大きな病気にもかかりそれなりのお金をかけてきました。
常々思うことは、「病気にかかったときに支払う動物病院へのお金高すぎ」ということです。
猫にも保険は必要?保険の強みとデメリット
「猫に保険は必要か?」と聞かれれば、
と答えます。
大きな病気や手術で出費がかさみ、医療を続けるかどうかの選択を迫られた時にお金が理由で医療の選択を狭めるのは本当に悔しいです。
「助かっていたかもしれないのにお金がなかったから助からなかった」なんてことになれば一生後悔します。
私が思うペット保険の最大の強みは次の2つです。
①医療の選択肢が増える
お金の心配があると医療を選択するのに躊躇してしまいますが、保険に加入していれば選択肢を狭めずにすみます。
②高額医療への備えができる
人の治療費が3割負担なのに対しペットの治療費は飼い主の全額負担です。ちょっとの怪我や通院なら数千円で済む場合も多いですが、病気が長引けば数万円、数十万とすぐに治療費が膨らみます。
治療費の5割〜7割を負担してもらえるペット保険が多いようです。
もちろん良いことばかりではありません。
加入していない人が多いということはそれなりの理由があります。
・掛け捨てが多い
・割に合わない
・保険適用外がある
・免責金額の設定がある
・限度額がある
・終身契約できないものもある
正直デメリットの方が多いように感じますが、それでも私は大きな病気にかかった場合のことを考えると絶対にペット保険は加入する方が良いと思います。
健康で生涯を終えてくれるのが一番ですが猫は病気を隠す動物ですし、長生きすればするほど病気も増えます。
私は月1,500円ほどでいざという時の安心感を買っていると考えています。
ペット保険に入っている人の割合
大手ペット保険会社のアンケートによると、保険に加入している人の割合は10%以下と少なくなっています。
そこでツイッターで「猫に保険は必要か」アンケートをとりました。
猫に保険って必要だと思いますか?
— SEGA (@siccccccccc1) November 23, 2019
必要にしても不必要にしても理由を教えて頂けると嬉しいです…。
ぽちっとしていってくださいな。
結果は80%以上の人が必要と答えました。
実際に加入している人はどれくらいいるのかアンケートをされている方がいました。
ペット保険
— にゃん太郎 (@nyankorooow) November 23, 2019
26%の方が加入していると答えました。
保険会社のアンケート結果よりだいぶ多くの人が加入していると回答したようです。
アンケート結果から「必要とは思っているが入っていない」人が多いということになります。
保険は必要だと思うのに加入していない理由
・まだ若いのでもう少し大きくなったら加入する
・毎月保険料を支払う余裕がない
・毎月支払う保険料といざという時にもらえる保険料がトントン
・既に病気を患っており保険適用外となるから考えてる
確かに言いたいことは分かります。
私は猫の保険で悔しい思いをしました。
加入した保険には2週間の待機期間が設けられており、期間中に病気にかかればその病気の保険金は請求できません。
当時6歳の猫が期間中に「尿道閉塞症」になったのです。
発症してから一週間で7万円ほどのお金がかかりました。もちろん全額自腹です。
もし保険にもう少し早く入っていれば自己負担学は半分ほどでした。
無事に回復してくれたから良かったものの、症状が悪化して入院が続き大きな手術が必要になっていればお金はもっとかかっていたはずです。
「保険は入るなら早い方が良い」と身を以て感じました。
保険じゃなくて貯金派の人
さて、私は保険に加入していますがもちろん貯金もしています。
「猫の病院代だけに使って良い口座」を作り、毎月1万円は貯金しています。
家には猫が4匹いますが、1年にかかる病院費は約10万円でした。
▽詳しくはこちら。
一昨年実家を出る時には「猫の病院代だけに使って良い口座」には13万円ほど貯金がありました。現在、残高は5万前後をキープしています。
動物病院は自由診療なので飼い主の全額負担です。
私が加入している保険
まず初めにしたのは出来るだけ沢山のペット保険会社から資料を請求することです。
1匹1匹にあった保険が必ずあるはずですからね。
▽一括で請求
これが私の現状でした。
「1つの症状の治療費が2万円を超えると、超えた金額の8割を負担してもらえる」保険に加入することにしました。
加入したのはペッツベスト少額短期保険です。
支払っている保険料(2019.12)
年齢 | 保険料(円) |
8歳 | 1,500 |
7歳 | 1,450 |
6歳×2 | 1,430×2 |
合計 | 5,810 |
加入してから3年経ちます。
7歳の子が「ストレス舐性脱毛」で既に10万以上の病院代がかかっています。
▽1回目の請求
飼い主負担額は約27,000円です。
▽2回目の請求
同じ症状の請求なので2回目は8割まるごと負担してもらえます。
飼い主負担額は約11,000円です。
2つの請求をまとめると
項目 | |
保険金請求額 | 115,220円 |
免責金額(*1) | 20,000円 |
保険負担(80%) | 76,176円 |
自己負担(免責+20%) | 59,044円 |
*1免責金額:必ず飼い主が負担する金額。この金額を超えた場合、超えた金額の80%を負担してもらえる。
計算:(115,220–20,000)×80%=76,176
大きな病気にかかったり手術、通院が長引かない限り保険がプラスになることはほぼないのですが奇跡的にプラスになっています。これは珍しいことだと思います。
実際に保険に助けられている現状があるので、ペット保険に加入していて本当に良かったです。
まとめ
まとめます。
・Twitterのアンケートでは80%以上の人が保険は必要と回答、実際に加入しているのは25%
・貯金が十分にあるなら保険はいらない
・掛け捨てでも安心が欲しいなら加入するべき
・但し保険は完璧じゃない(適用外もある)
私は「ペッツベスト」に加入していますが、自分のペットに合う保険を一度自分で探してください。
ペット保険の資料請求はこちらから。
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