猫の視力は0.2。ピカッと光る目の正体と暗闇で動ける理由

猫の視力は0.2。ピカッと光る目の正体と暗闇で動ける理由

魅力が沢山つまった「猫の目」。

丸い目からは守りたくなる愛らしさを感じ、鋭い目からは野生的な強さを感じます。

 

暗闇でも俊敏に行動する姿から、猫は目が良いと思われがちです。

しかし、そんなイメージとは裏腹に猫の目には驚きの弱点があります。

猫の目の真実

猫は視力が悪い?

猫の視力は0.2〜0.3程度と、意外と低いのです。

 

こんな感じに見えてるのかな?

⬇︎

 

視力が0.2程度しかないのに、なぜ動き回る動物を捕まえることができるのでしょうか?

 

答えは、動体視力が優れているからです。

動かないものを見る力のことを「静体視力」、動いているものを見る力のことを「動体視力」といいます。

猫は静体視力が低く、動体視力が高い動物です。

優れた動体視力のおかげで、走り回るネズミや虫を捕らえることができます。

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認識できない色がある

猫は赤色を認識していません。黒っぽく見えていると言われています。

青色や黄色、緑色を認識する細胞はあるのですが、赤色を認識する細胞はほとんどありません。

 

こう見えてるのかな。

黒猫には赤い首輪が似合うと思い、付けていました。

猫からすると、認識できる黄色や緑色の方が良いのかもしれませんね。

暗闇で活躍する目

猫の目は、人とは違う3つの特徴があります。

瞳孔が大きい

猫のチャームポイントでもある大きなひとみ。

瞳孔は明るいところでは細くなり、暗いところでは大きくなります。

 

猫の瞳孔は人の約3倍まで大きくなると言われています。カラコンを使っても勝てません。

瞳孔が大きいと、光を多く取り込むことができます。

明暗を識別する力

明るい暗いの識別は、網膜にある桿体(かんたい)細胞という場所で行われます。

猫の桿体(かんたい)細胞の密度は、人の3倍ほどです。人より明るさの識別をする力が優れているのです。

暗闇で光る

猫の目は暗闇でピカッと光ります。

この光の正体は「タペタム」という反射層です。タペタムには、人の目より40%も効率よく光を集める力があります。

人にはタペタムは備わっていません。

 

まとめ
効率よく光を取り込み、明暗を識別する力に優れている。そのため、暗闇でも行動ができる。

 

優れた機能を持っている猫の目ですが、光が全くないところでは、猫も物を見ることができません

光があってこそ、猫の目は活躍します。

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明るさで変化する目

大きな瞳孔とタペタムのおかげで多くの光を吸収できる猫の目。

明るいところで目を細くするのは、光を取り入れすぎて網膜を傷つけないようにするためです。

瞳孔の大きさを調節し、光の取り入れを制御しています。

 

反対に暗いところでは、瞳孔を大きくして光をたくさん取り入れます。

光をたくさん取り入れることで、感度が上がり暗闇でも行動できます

写真で見る目の変化

⬆︎明るいところでは、黒目(瞳孔)を細長くして目に入る光を調整します。

 

⬆︎もっと明るいと、黒目が線のようになります。

黒目を細くし、網膜を保護中です。

 

⬆︎暗いところでは、黒目を大きくして光をたくさん吸収します。

 

⬆︎目がピカッ!反射層のタペタムにより光っています。

タペタムのおかげで、少しの光でも効率よく光を集めることができます。

うち猫

おもちゃで遊ぶと、動いている猫じゃらしに興味津々。

猫じゃらしを止めると興味なさそうに、そっぽを向いてしまいます。

動いていないものには興味が無いのかもしれません。静体視力があまり良くない為、反応が薄くなるのですね。

 

ご飯の時に、「カリカリ1粒残ってるよ!」とカリカリを指差しても私の指をクンクンします。

そこじゃないよ!近くにあるのに、なんで気がつかないの〜!なんてことがよくあります。

静体視力がいまいちな分を、嗅覚や触覚で補っているはずなのにどうして〜!

まとめ

 

・猫の視力は0.2〜0.3ほどしかない

・猫は動体視力が良く、静体視力はいまいち

・光を効率的に集めることによって暗闇でも動ける

・ピカッと光る目の正体は反射層「タペタム」

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