【年代別】猫のからだと行動の変化

猫を飼い始めたけれど、人と違ってどういう風に歳をとるんだろう?人と年齢の重ね方が違うらしいけど…。
年代によって何か気をつけなきゃいけないことってあるのかな?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
●猫はどんな風に歳をとるのか
●年代別の体と心の変化
●まとめ
猫は人より年齢を重ねるのが早い
猫は年齢を重ねるのがとても早く、産まれてから1年後には成猫の仲間入りと言われています。
1年で大人の体重・体格へと成長し、猫の1歳は人の18歳に相当します。
つまり、こういうこと?

●猫様の成長
生後 「ニー!ニー!」
⇩
一年後「やぁ、もうすぐ成人式だね」
●私の成長
生後 「おぎゃー!あー!」
⇩
一年後「あーうーあー」
猫様おそるべし、、、
2年目には25歳相当、3年目には30歳と年齢を重ね、6年目を迎える頃には40歳を超えます。
人より寿命が短い分、できるだけ健康で長生きしてもらえるように体の変化を見逃さないように気をつけましょう。
さて、年代別にはどんなからだの変化があるのでしょうか?
年代別:からだと行動の変化
1〜6才頃まで(幼少期〜少年期あたり)

☆年齢早見表
猫 | 1才 | 2才 | 3才 | 4才 | 5才 | 6才 |
人 | 18才 | 25才 | 30才 | 35才 | 49才 |
42才 |
体重と体格はすでにおとな猫の仲間入り!
成長が1才でほぼ止まるため、この体重を一つの目安に肥満にならないように健康管理をすることがポイントになります。
小さい頃から、ブラッシングや定期的な歯磨き、爪切りををしてあげることが長生きの秘訣になりそうです。
やんちゃ盛りなのもこの時期!
好奇心旺盛で体力もたっぷりあるので、1日何回かに分けて一緒に遊んであげてください。やっぱり飼い主とのスキンシップが1番の健康の秘訣かも!
まとめ
●1歳の時の体重を目安にキープ
●ブラッシングや歯磨き、爪切りと小さな頃からケア
●よく遊びスキンシップをとる
7〜10才頃まで(青年期〜初老期あたり)

☆年齢早見表
猫 | 7才 | 8才 | 9才 | 10才 |
人 | 45才 | 48才 | 55才 | 60才 |
まだまだ見た目に変化はないよ!好奇心もまだまだ旺盛です!
大きな変化は感じられないけれど、健康管理が難しく肥満になりやすいのもこの時期です。
代謝が落ち始め、お腹や腰回りにお肉がつきやすくなるので食事管理を徹底しましょう。
中年太り、人と同じですね。
見た目に大きな変化は現れませんが、年齢を重ねると体は衰えやすいもの。
いつもと違うところはないか、トイレはしっかりしているかなどもチェックしてあげてください。
我が家の猫は今年で8才になりましたが、白髪が少し目立ってきました(汗)。
まとめ
●肥満に気をつけて食事管理を
●病気に気をつけていつもと違うところがないかチェック
11才〜14才頃(高齢期あたり)

☆年齢早見表
猫 | 11才 | 12才 | 13才 | 14才 |
人 | 62才 | 65才 | 68才 | 72才 |
落ち着いてきたかな?そろそろレディ&ジェントルマンだよ!
本格的にシニア猫の仲間入りです。
体にも目で見てわかる次のような変化が現れ始めます。
●動きがゆったりしている
●毛にツヤがなくなってきた
●爪とぎや毛づくろいをあまりしなくなった
自分で爪とぎや毛づくろいをすることが少なくなる為、飼い主さんがブラッシング、爪切りをしてあげてくださいね。
良いスキンシップになりますよ。
年齢を重ねるに連れて病気を発症してしまうことも多い為「歳だから」を理由にせずに何か気がつくことがあればすぐに獣医さんに相談してくださいね。
まとめ
●変化が沢山現れ始める
●飼い主がより一層ケアを
15才〜(シニア期)

☆年齢早見表
猫 | 15才 | 16才 | 17才 | 18才 |
人 | 74才 | 76才 | 78才 | 80才 |
もうおじいちゃん、おばあちゃんだよ!労ってね。
ここまで生きてくれれば長生き猫さんの仲間入りかな?
同時に怖いのが病気。
年齢を重ねると「歳だからねぇ」と病気を見逃しがちです。
健康で長生きしてもらえるように目を光らせて!
さて、おじいちゃんおばあちゃん猫には目に見える変化がたくさんです。
●毛割れが目立つようにある
●視力、聴力が衰えてくる
●一日中寝ている
●食欲が落ち、痩せやすくなる
少しずつお別れの時間が迫ってきているようで悲しいですが、嬉しい変化も!
飼い主さんに甘えたがることが増えるようです。
残りの時間、猫ちゃんとともに幸せに添い遂げてくださいね。
まとめ
●一気におじいちゃんおばあちゃんに
●少しの変化に目を光らせて
●スキンシップで愛情を伝えよう
まとめ
人より寿命が短いとはいえ、猫の寿命も年々のびています。
20才を過ぎても元気で暮らしている猫ちゃんもたくさんいます!
目指すのは飼い主もペットも「健康で長生き」です。
人は自分の体も不調を訴えることができますが、動物は訴えることができません。
ペットの健康管理をしっかりし、変化に気づくのは飼い主の義務でもあります。
猫とのより良い生活のため、今日も飼い猫に目を光らせましょう!
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